こんにちは、松本カズキです。
そんな疑問に答える記事を書きました。
結論ですが、YouTube漫画動画を作るためには「1本作るのに最低でも1万5,000円」はかかると思ってください。
YouTube漫画動画は、
- シナリオ
- イラスト
- 音声
この3つの要素で構成されています。
YouTube漫画動画は、自分1人の力で作ることはまず不可能です。
シナリオは自分で書くことは可能かもですが、イラストは圧倒的に専門職ですし、音声収録も技術が必要になります。
YouTube漫画動画は、外注の協力なしでは作ることはできないのです。
そのため、「外注費用」はそれなりにかかってしまいますね。
この記事では、「YouTube漫画動画の作り方と制作費用」を解説していきます。
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YouTube漫画動画の作り方と制作費用を紹介!外注費の相場を教えます
YouTube漫画動画を作るためには、外注を雇って「漫画動画にするための素材」を作ってもらう必要があります。
外注依頼の相場としては、
- シナリオ(2,000文字程)・・・1,000~6,000円
- イラスト(15~20コマ程)・・・10,000~60,000円
- 音声(2,000文字)・・・1,000~4,000円
こんな感じかなと。
仕事を依頼するクリエイターによって、「外注費用」は大きく変わってきます。
クリエイターは実力主義の世界でもありますので、実績のある方なら、依頼料金も高くなっていきますね。
クリエイターの卵ばかりを集めれば、「15,000円程」で1本漫画動画を作ることも可能ですが、「やはりクオリティーの低い作品」になるのかなと思います。
これが僕の戦略ですね。
外注への依頼については、クラウドソーシングをおすすめしています。
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YouTube漫画動画の作り方を4ステップで解説
YouTube漫画動画を作るためには、4つのフェーズが存在します。
- シナリオを作る
- シナリオを渡して漫画を作る
- 漫画を渡して音声を収録する
- 「漫画」「音声」を使って動画を作る
それぞれ解説しますね。
YouTube漫画動画の作り方①-シナリオを書く
イラストレーターに漫画を描くためには「シナリオ」が必要になります。
という人も中にはいます。
「漫画家になるための修行」という形で、「シナリオ×漫画」の両方を行ってくれるのです。
とはいえ少数派です。
漫画イラストを描く外注さんは、基本シナリオを作る力がありません。
漫画用のシナリオはこちらで用意する必要があります。
シナリオについては、文字ボリュームが増えすぎると、
- イラストレーターの作業量が増える
- イラストレーターへ支払う外注費が増える
という部分もあります。
僕は基本「2,000文字」を目安にしていました。
シナリオを書ける人は自分で書いてもいいし、外注に依頼するのも良いのかなと。
シナリオの外注費用は、「1,000~6,000円」です。
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YouTube漫画動画の作り方②-イラストを描く
シナリオが完成したら、次はイラストレーターに漫画制作を依頼します。
注意点としては、依頼するイラストレーターによって、「シナリオの書き方を変更する必要がある」ということ。
- シナリオテキストの情報のみでイラストレーターがコマ割りしてくれる。
- こちらでコマ割を指定する。
みたいな感じですね。
僕が外注に依頼した経験上、たいていのイラストレーターは「シナリオテキスト」を渡すだけでOKです。
コマ割もイラストレーターがしてくれます。
とはいえ、イラストレーターが漫画を描きやすくするために「シナリオの要望を応えていく」という考えを持ってもらえればと思います。
漫画のコマ数については、「2,000文字のシナリオ=15~20コマ」と考えてもらえれば大丈夫かなと。
イラストの外注費用は「10,000~60,000円」です。
YouTube漫画動画の作り方③-音声の収録
漫画が納品されたら、声優に依頼して、「音声収録」を行っていきます。
漫画のキャラに命を吹き込む部分ですね。
女性の方は、
自分で声優にチャレンジするのも1つの方法です。
実際、運営者自ら声優を行っているチャンネルも存在します。
- ブランディングの強化
- 漫画ごとに声優が変わらない
- 男性ファンができやすい
このようなメリットがありますので、僕的にはチャレンジする価値はあるのかなと思っています。
男性の方は、素直に女性声優に音声の依頼をしましょう!
声優の外注依頼は、クラウドソーシングでも可能です。
とはいえ、クラウドソーシングは「声優の仕事に興味のある素人」が圧倒的に多いです。
「声優の質を高めたい」と考えている方は、
- ココナラ
- 萌えボイス
などを活用したほうが良いのかなと感じます。
声優の外注費用は「1,000~4,000円」です。
YouTube漫画動画の作り方④-動画の編集
- 漫画
- 音声
漫画動画を作るための素材がそろったら、動画編集ソフトをつかって、編集作業を行っていきます。
漫画に音声を加えていくわけです。
僕が使っていたソフトは、Adobeの「Premiere Pro」です。
Macを使っている方は、「Final Cut Pro X」が良いのかなと。
ポイントとしては、「漫画と音声」だけではなく、
- OPEDを追加する
- 音楽を追加する
- 漫画イラストに動きを追加する
この3つが大事ですね。
特に「漫画イラストに動きを追加する」という要素は、YouTube漫画を運営していくうえで、ガチで大事かなと思っています。
動画編集の外注費用は「1,000~3,000円」です。
YouTube漫画動画を作りたいなら動画ちゃんねるを研究する
YouTube漫画動画に興味があるのなら、まずはYouTube上で動画ちゃんねるを研究することをオススメします。
YouTubeで「漫画動画」と検索すれば、たくさんの動画を見つけることができるはずです。
ビジネスで結果を出すために必要なのは、とにかく「マネる」ことです。
- シナリオ構成
- 声優の読み上げテンポ
- 漫画の動き
などなど、勉強になる要素は満載です。
検索リテラシーを高めることも、大事なことですね。
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YouTube漫画動画ちゃんねるで稼ぎたい!お金が莫大にかかります
YouTube漫画動画ちゃんねるは、再生数を稼ぎやすいですので、「稼げる!」と思われがちです。
ぶっちゃけ甘いです笑
夢を壊すようで申し訳ないのですが、僕的には、
最初は「大赤字」を覚悟する必要がありますね。
理由としては、ブログと同じでYouTubeにもSEOが存在します。
ちゃんねるが成長しないと、動画が再生されないわけです。
ちゃんねるを成長させるまで、大量に動画をアップする必要があります。
漫画動画を1本作るのに、最低でも15,000円はかかります。
仮に15,000円の動画を30本作ったとしても、450,000円です。
僕の場合ですと、20本作って1本動画が当たって、何とか費用を回収することができました。
YouTube漫画動画で成功するためには、
- 漫画動画を作るための制作費用
- 運
この2つは結構大事だと僕的には思っています。
YouTube漫画動画の作り方を解説-まとめ
YouTube漫画動画を作るためには、
- シナリオ
- イラスト
- 音声
この3つを用意するための、「外注費用」がかかります。
YouTubeちゃんねるが軌道に乗るまでの資金力がないと、収益化する前にお金が底をつくでしょう。
- 資金力があまりない
- ビジネスとして稼ぎたい!
このような考えで、YouTube漫画動画を作っていくのなら、あまり得策とは言えません。
- 十分な資金力がある
- YouTube漫画動画を見ることが好き
- お客さんを楽しませる動画を作ってみたい
これらに該当するなら、YouTube漫画動画を作ることは魅力的なビジネスに繋がっていくのかなと僕的には思います。
漫画動画は人気がありますので、再生しやすい特徴を持っています。
視聴者からのコメントが書かれることがあります。
自分の作った動画に書かれたコメントを見ることが、僕のひそかな楽しみだったりしますね。