こんにちは、松本カズキです。
そんな質問に答える記事を書きました。
結論ですが、ストック型ビジネスとフロー型ビジネスの違いとは、
- ストック型ビジネス-継続的な収益が見込めるビジネスモデル
- フロー型ビジネス-単発的な収益が見込めるビジネスモデル
こんな感じですね。
ビジネスには2つのタイプがあります。
- 単発型ビジネス
- 継続型ビジネス
「単発型ビジネス」というのは、コンビニでの買い物や美容室でのカットといった、1回のみの商品販売やサービス提供で収入を得られるビジネスのことです。
「継続型ビジネス」というのは、不動産の家賃収入や、映画の見放題等の定額サービスといった、1回のみではなく継続的な収入を得られるビジネスになります。
長期的な視点でビジネスを安定させたいのなら、「ストック型ビジネス」を行うべきです。
とはいえ、「ストック型&フロー型」にもそれぞれメリット&デメリットがあることも事実です。
この記事では、
- ストック型ビジネスとフロー型ビジネスの違い
- ストック型ビジネスとフロー型ビジネスのメリット&デメリット
をテーマに伝えていきます。
ストック型ビジネスとフロー型ビジネスの違いとは?3つの要素があります
ストック型ビジネスとフロー型ビジネスの違いとは、
- あなたがビジネスオーナーでありビジネスを所有しているのか?
- 人に依存せずに売ることができるのか?
- 継続的にお金が入ってくるのか?
これら3つの要素を満たしているのが、ストック型ビジネスになります。
分かりやすい例が、「不動産の賃貸収入」です。
ビジネスオーナーとして所有している不動産を人に貸すことができれば、人に依存することなく、継続的にお金が入ってきます。
他にも「サブスクリプション」のビジネスモデルが挙げられます。
例えば、
- 定期購入-定額料金の支払いで特定の商品を受け取る
- 頒布会-定額料金を支払うことで毎回異なる商品を受け取る
- 会員制-定額料金を支払うことでサービス&コンテンツを利用する権利を得る
こんな感じですね。
ストック型ビジネスに見えて、実際は「フロー型ビジネス」もあります。
例えば、会社員やアルバイトの場合、「働けば毎月安定した継続的な収益」は見込めます。
「継続的にお金が入ってくる」というストック型ビジネスの側面を持っているのですが、
- あなた自身がビジネスオーナーではない
- あなたが所有している商品やサービスではないため売ることができない
ということから、ストックビジネスとは言えません。
僕が行っていた例で挙げると、WEBライターの仕事も、同じことが言えます。
毎回記事の受注があり、「収入が途切れない状況」であったとしても、
- その会社が倒産したら仕事がなくなるため「人に依存」している
- 自分の書いた記事は相手に納品するため「所有」にはならない
という点から、ストックビジネスではありません。
ストックビジネスを構築するためには、「3つの要素を絡めたビジネスを作る」ことを意識する必要があるわけです。
ストック型ビジネスとは?継続型収益タイプのビジネスです
ストック型ビジネスをシンプルに伝えるのなら、「継続型収益タイプ」のビジネスになります。
ストック型ビジネスのメリット&デメリットについて伝えていきます。
ストック型ビジネスのメリット-安定した収益が見込める
ストック型ビジネスにおける一番のメリットは、「安定した収益が見込めるため先の計画が立てやすい」ということです。
一般的なフロー型ビジネスの場合、売上計算は、「顧客数×顧客単価」で決まります。
ですが、ストック型ビジネスは、「顧客数×顧客単価」の他に、「継続期間」が追加されます。
「顧客数×顧客単価×継続期間」という掛け算によって売上が確定するわけです。
ストック型ビジネスの場合、顧客数が増えるほど、売上は雪だるま式に収益を伸ばすことが可能になります。
ストック型ビジネスのデメリット-継続的な営業力と価値提供が必要になる
ストック型ビジネスのデメリットは、
- 顧客を増やす営業力が必要に
- 顧客を解約させないための価値提供
が絶対条件になります。
ストック型ビジネスで必要不可欠なのは、「お客さんの継続性」です。
「継続されない=フロー型ビジネス」と同じです。
あなたのストック型ビジネスを軌道に乗せるためには、
- 「お客さんとの長期的な関係性を築いていく」という意識
- 「お客さんにサービスを利用し続けたい」と思ってもらえる仕組み作り
が大切になります。
フロー型ビジネスとは?単発型収益タイプのビジネスです
フロー型ビジネスをシンプルに伝えるのなら、「単発型報酬タイプ」のビジネスになります。
フロー型ビジネスのメリット&デメリットについて伝えていきます。
フロー型ビジネスのメリット-ビジネスモデルが豊富にあり短期的報酬が発生しやすい
フロー型ビジネスのメリットは、
- ビジネスモデルが豊富
- 短期的報酬が発生しやすい
ということです。
フロー型ビジネスは「商品orサービスを提供して収益を得る」というシンプルな構造です。
ストック型の場合、「継続性」が必要になるので、実現できるビジネスモデルに限りがあります。
選択肢が限られているストック型ビジネスとは違って、フロー型ビジネスの場合、「ビジネスモデルは豊富にある」ということです。
例えば、あなたがWEBライターやクリエイターなら、クラウドソーシングを活用して、「自分のスキルで仕事を受注」すれば即報酬に結びつけることができます。
「お客さんに継続してもらう」という視点は必要ありません。
「お客さんに価値を提供して販売する」だけで完結するのが、フロー型ビジネスのメリットと言えますね。
フロー型ビジネスのデメリット-安定した収益が見込めない
フロー型ビジネスのデメリットは、
- お客さんを集め続けて売り続ける必要がある
- 安定した収益が見込めず先の計画が立てにくい
ということです。
お客さんとの関係性は「一度の取引」で終わるため、継続性はありません。
毎月のように「新規顧客を集める」ことが必要になります。
例えば、月10万円を目標として定めたと想定します。
ストック型のビジネスなら、「顧客数×顧客単価×継続期間」という条件を満たし、10万円を達成したなら、「次月以降」も10万円の収益が見込めます。
「顧客に解約されない」という条件は必要になりますが、先の売上が立てやすいのです。
逆にフロー型の場合、今月は顧客が集まったとしても、来月も同じように顧客が集まるとは限りません。
「今月の売上を保てるのか?」は不明です。
フロー型ビジネスは「先の売上が立てにくい」ことを意味するわけです。
ストック型ビジネスとフロー型のビジネスどちらをやるべきなのか?ストック型をやりなさい
ストック型ビジネスとフロー型ビジネスには、それぞれメリット&デメリットがあります。
これから新規にビジネスを行うのなら、「ストック型ビジネスを作ることはできないか?」を考えたほうが良いでしょう。
これまでの僕は、ブログアフィリエイトをメインに行ってきました。
ブログアフィリエイトは、リストマーケティング等の仕組みを作ることができれば、「ある程度の安定した収益」を想定することはできるでしょう。
ですが、「ストック型ビジネスのように毎月確実な収益」とは決して言えません。
ブログアフィリエイトで、ストック型ビジネスを作ることは厳しいわけです。
僕が現在、ストック型ビジネスとして取り組んでいるのは、2つあります。
1つ目が、起業家いずみさんが運営しているASP案件の「PLA」
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2つ目が、僕がビジネスオーナーを務める「同人サークル運営」になります。
アダルト系の同人運営は、『個人でもストック型ビジネスを構築しやすい』と思っている。
✅ビジネスオーナー
✅人に依存しない
✅継続的な収入ストック型ビジネスを作るための『3つの要素』も含まれているし、『外注だけで完結する』のも魅力。
情熱を持っている顧客が集まるのが最大の魅力だね😊
— 松本カズキ@ストックライター (@matsukazu1222) December 13, 2020
個人で「ストック化」できるビジネスは限りがあります。
大きなビジネスを展開できる資産があるのなら、選択肢は広がるでしょうが、「企業でもない個人が行う」なら選択肢は一気に狭くなります。
僕は2つのビジネスモデルを使って、長期的な資産を作っていこうと思っています。
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ストック型ビジネスを作るための本質は「雪だるま式に利益が伸びていく」こと
ストック型ビジネスを作るための本質は、「雪だるま式に利益が伸びていく」ことだと僕は強く思っています。
それと、「富を作る」ことですね。
「富=お金」ではありません。「富=本人のスキル」です。
ビジネスにも複数あります。
- 今この瞬間は稼げるけど長期的に稼げないビジネス
- 本人のスキルが伸びないビジネス
このようなビジネスを選んでしまったら、今しか通用しません。
僕がビジネスで大事だと思っていることは、「永続的なビジネス」です。
長期的に稼ぎ続けられる強いビジネスを作ることが大切なのです。
ストック型ビジネスを作りたいと考えているのなら、「ゴーイングコンサーン」の考えを取り入れてみてください。
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ゴーイングコンサーンとは?使い方を解説【永続的なビジネス】
続きを見る
ストック型ビジネスの構築は長期的な視点で行おう-まとめ
ストック型ビジネスは短期的視点で取り組めば失敗します。
長期的な視点で行っていく必要があるわけです。
理由としては、継続的なサービスを受け取ってもらうためには、
- お客さんとの信頼関係を構築する
- お客さんに価値提供をし続ける
という視点が必要になるからです。
「お客さんの声を集めて、自分のサービスに反映していく」というチューニング作業も必要になってきます。
ストック型ビジネスは、魅力的なビジネスですが、短期的に作れるものではないのです。
とはいえ、長期的視点でビジネスを行おうと考えているのなら、「ストック型ビジネスは実践する価値がある」と僕は思っています。