こんにちは、松本カズキです。
そんな質問に答える記事を書きました。
リストマーケティングとは、集めた「リスト=顧客名簿」に対してマーケティングを展開していく手法のことです。
「購入してくれたら終わり」という関係性を目的とするのではなく、「お客さんでい続けてもらうための戦略」になります。
この記事では、「リストマーケティングとは何なのか?全体像とメリットの解説」をテーマに伝えていきます。
リストマーケティングとは何だろう?リストに対して行うマーケティング手法のこと
リストマーケティングは、リストに対してマーケティングを展開していく戦略になります。
例えば、ネット通販や資料請求をおこなうとき、名前やメールアドレスなどの個人情報を入力しますよね。
登録することで、メールアドレスに商品やサービスの案内が定期的に届くようになるはずです。
大手通販サイトのAmazonや楽天を思い出して欲しいのですが、購入した商品の関連商品の案内が頻繁に届きますよね。
相手が「お客さんと直接コンタクトを取ることのできるリスト」を持っていることを意味するわけです。
リストマーケティングも同じことが言えます。
商品を購入してもらったとき、「商品を渡して終わる」だけだと、お客さんとの関係性はそこで途切れてしまいます。
ですが、
- お客さんの名前
- お客さんの住所orメールアドレス
を入手することができれば、「手紙=メール」を届けることができます。
お客さんに直接コンタクトを取ることのできる環境を作っていくことが、リストマーケティングになるのです。
リストマーケティングの全体像とは?お客さんとの信頼関係の構築
リストマーケティングの全体像とは、「お客さん=リストとの信頼関係を構築して感謝されながら稼いでいく」ことです。
ビジネスで商品を販売する流れとして、「集客・教育・販売」があります。
商品を持っているだけでは、お客さんに購入してもらえません。
- 集客…お客さんの顧客情報(リスト)を入手する
- 教育…お客さんが求めている価値を提供する
- 販売…お客さんに商品やサービスを販売する
という3つのステップがあるわけです。
重要なのは「信頼」という部分です。
商品の内容が素晴らしくても、「お客さんのあなたに対する信頼がない」という状態なら、商品は売れないわけです。
お客さんから信頼を獲得するためには、「価値提供」が必要になります。
お客さんが抱えている悩みや願望を解決してあげることで、お客さんとの信頼関係を築くことができるわけです。
リストマーケティングのメリットを5つ解説
リストマーケティングは5つのメリットがあります。
それぞれ解説していきます。
リストマーケティングのメリット①:自動化ができる
リストマーケティングは、教育から販売までの流れを自動化することができます。
リストマーケティングを行うためには、「メルマガ配信スタンド」を活用します。
僕が活用しているのは「MyASP(マイスピー)」というメルマガ配信スタンドなのですが、「ステップメール」という機能があるわけです。
ステップメールを活用することで、シナリオに沿った順序だてたメールを配信することができます。
こちらから毎回配信処理を行わなくても、システム側が決まった日時に自動でメール配信を行ってくれるのです。
ステップメールを作りこむことで、「リストに対して成約率の高いセールス」を行うことができるわけです。
リストマーケティングのメリット②:低コストで実現可能
リストマーケティングは低コストで行うことができます。
リストマーケティングを行わないオンラインビジネスの場合、商品を売る度に広告費がかかります。
お客さんの顧客情報を持っていないため、お客さんに対して「新しい商品の存在」を伝えることができません。
改めて広告費を使うことになるわけです。
一方、リストマーケティングの場合、「見込み客となるリストを集める」ことが大事です。
商品を売ることを目的とするのではなく、「リストを集める」ことを目的としています。
リスト集めに広告費を使ったとしても、それ以上の広告費は発生しません。
新しい商品を作った場合、商品を売るために広告費を使わなくても、持っているリストに対して何度でもセールスすることができるわけです。
リストマーケティングのメリット③:対面販売が必要ない
リストマーケティングは対面販売が必要ありません。
セールスの場合、最も高い成約率があるのは、対面販売だと思います。
直接会って商品の説明をしたほうが、信頼関係は高まるはずです。
ですが、かなりの時間を消費します。
1つの商品を購入してもらうために、移動費やお客さん対応にかかる費用を考えると、得策ではありません。
人を雇う方法もありますが、人件費もかかってしまいます。
収益性の大きな影響を及ぼすわけです。
リストマーケティングは、ステップメールを活用することで、ダイレクトにお客さんに情報や価値を届けることができます。
リストマーケティングの仕組みを構築してしまえば、あなたが寝ていたとしても、「仕組み」がお客さんに対して価値提供からセールスを自動で行ってくれるわけです。
リストマーケティングのメリット④:ブランディングが確立しやすい
リストマーケティングは、ブランディングを最も確立しやすいと僕は考えています。
メルマガは「個人を表現」するために最も適していると思うわけです。
お客さんとの信頼関係を構築するために必要なのは、「価値提供」だけではありません。
「共感」も大事な要素です。
「あなた」という存在を身近に感じてもらうことで、お客さんは共感することができます。
信頼関係の構築に繋がるわけです。
ブログやSNSのように不特定多数に見られるのではなく、「1対1」の関係でメール配信できるのが、リストマーケティングの魅力ですね。
リストマーケティングのメリット⑤:プラットフォームに依存しない
リストマーケティングの最大の強みは「プラットフォームに依存しない」という点です。
例えば、
- ブログ…検索エンジンの変更によるアクセスの減少
- YouTube…規約違反によるアカウントの削除
- LINE@…アカウントの凍結
プラットフォームはリスクが存在するわけです。
リストマーケティングのメインはプラットフォームではなく「人=リスト」になります。
プラットフォームに依存したビジネスがダメになっても、コンタクトを取れるお客さんリストがあれば、
- お客さんにいつでもセールスすることが可能
- お客さんと一緒に新しいプラットフォームに移行が可能
というメリットがあるわけです。
リストマーケティングは個人が稼ぐ唯一の方法!
リストマーケティングは、個人が稼ぎ続けられる唯一の方法だと思っています。
リストマーケティングほど、
- コストがかからない
- リスクが少ない
- 利益率が高い
というビジネスは他に存在しないと思っています。
例えば、オンラインビジネスとして人気の高いブログアフィリエイトは、「検索エンジン」に依存したビジネスです。
最初は稼げていたとしても、検索エンジンのアルゴリズムの変更により、アクセスが激減して「上が大きく下がる」ことも考えられます。
オフラインビジネスも、行うためには大きな費用がかかりますよね。
リストマーケティングは集めたお客さんに対して、「情報=価値」を提供することで、お金に変えていくビジネスです。
お客さんの信頼がお金に変わっていくわけです。
リストマーケティングを支えているのは、オンライン上のデータですので、失敗してもリスクはほとんどありません。
商品を仕入れるわけではないので在庫を抱える心配はありませんし、何個商品を売っても商品コストは変わりません。
利益率だけが高いわけです。
リストマーケティングの売上が伸び悩んでも、「集客・教育・販売」の一連の流れを見直すことで、成約率のテストを行えます。
リストを集めて販売までの仕組みを作ることは大変ですが、リストマーケティングは個人が稼ぎ続けるためには必要な考えだと僕は考えています。
リストマーケティングとは何ですか?-まとめ
リストマーケティングは、リストを活用したマーケティング手法です。
通常のビジネスでは、「商品を売って終わり」の関係です。
リストマーケティングを行うことで、商品を売るだけの関係で終わるのではなく、信頼構築の末に「継続して商品をセールスできる関係」を持続させることができるのです。
あなたのビジネスにリストマーケティングを取り入れることで、お客さんとの途切れることのない関係性を手に入れることができるようになりますよ。