そんな質問に答える記事を書きました。
イラストを投稿している絵師はTwitter上にもたくさんいます。
Twitter上の絵師のなかには、
- イラストを投稿してフォロワー数が伸びる人
- イラストを投稿してフォロー数が伸びない人
がいます。
イラストは上手いにこしたことはありませんし、上手ければTwitterユーザーの興味を引くのは当然です。
とはいえ、言葉は悪いですが、「絵が下手な人でも多くのフォロワー数を抱えている絵師」は存在するわけです。
Twitterユーザーが絵師をフォローするのは、絵の上手さだけではありません。
- 絵師をフォローしたくなる理由
- 絵師を認識すること
この2つが大事なのです。
この記事では、「絵師のフォロワーの増やし方と裏技」について伝えていきます。
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イラスト絵師のフォロワー数の増やし方-基本編
イラストを描いている絵師が、Twitter運用でフォロワー数を増やすためには、複数のコツが存在します。
それぞれ解説します。
イラストを誰に見て欲しいのか明確にする
「自分がどんなイラストを描いており、誰に見て欲しいのか?」をTwitterのプロフィールで明確化したほうがいいです。
例えば、
- 麦わら帽子の女の子が好きで、麦わら帽子の女の子イラストを投稿する
- メイド服の女の子が好きで、メイド服の女の子イラストを投稿する
- オタクに優しいギャルが好きで、オタクに優しいギャルイラストを投稿する
「自分の好きをユーザーにしっかりと伝え、理解&共感からフォローしてもらう」という感じですね。
ユーザーは自分の興味のないイラストに対して、いいねもRTもしません。
- 自分の好きなイラスト
- 自分が興味を持ったイラスト
に対して、アクションをおこなうわけです。
「自分の好きなもの」を明確化しなければ、「見て欲しい相手」は確定しません。
「イラストを誰に見て欲しいのか?」を決めることが大事ですね。
イラスト好きに人気のあるハッシュタグを使う
ハッシュタグの多用は、Twitterアカウントのロックや凍結させる恐れはありますが、「多少は使うべき」と思っています。
絵師が運用しているTwitterアカウントのツイートを調べてみると、以下のようなハッシュタグを使っているケースが多々あります。
- #絵描きさんと繋がりたい
- #イラスト好きな人と繋がりたい
- #絵描きさんフォロバ100
- #イラスト練習中
フォロワー数の少なさを感じている段階のときは、ハッシュタグを活用したほうが、フォロワー数の増加に繋がります。
イラスト投稿頻度を高めフォロワーとの接触回数を増やす
毎日イラストを投稿する必要は全くありませんが、「1~2週間に1回はイラストを投稿する」という考えを持った方が良いです。
ユーザーとの接触回数を増やすために一番有効なのが、「イラストの投稿頻度を高めること」だからですね。
また、継続的にイラストを投稿することで、
と考えるわけです。
1週間に1枚イラストを描くことができる人は、「毎週〇曜日に投稿する」と公言するのも強力な方法です。
約束を必ず守る必要はありますが、イラストをツイートする曜日を指定することで、
- 毎週絵師の色々なイラストを見ることができる
- 毎週絵師の成長過程を見ることができる
- 毎週イラストを投稿する絵師を応援することができる
- 毎週忘れずに絵師のイラストを見ることができる
ユーザーがあなたをフォローするメリットを与えることができます。
イラストアカウントをRTしているユーザーを積極的にいいね&フォローする
Twitterの魅力は「RT=拡散」だと思っています。
あなたの掻いたイラストが拡散されることで、より多くのユーザーの認知を得ることができるわけです。
絵師がフォロワーを集めたいと思ったら、「RTしてくれるユーザーに対して積極的にアピールしていく」という考えが必要です。
簡単に言うと、「他絵師アカウントがツイートしているイラストをRTしているユーザーをフォローする」という行動ですね。
フォローするだけでは、フォローされたことに気づかれない場合があるので、「そのユーザーのツイートにいいねをおこない知ってもらう確率を高める」ことが大事です。
地味な活動ではあるのですが、コツコツおこなうことで、フォロワー数は徐々に伸ばしていくことが可能になります。
イラストの閲覧機会を増やす
Twitterのフォロワー数を増やすために、「Twitterのみを使わなければいけない」というルールは存在しません。
必要なのは、「あなたのイラストを知ってもらい、Twitterアカウントの存在を知ってもらうこと」です。
例えば、
- pixiv・・・イラストを投稿
- YouTubeやTikTokやニコニコ動画・・・制作過程を投稿
概要欄を使って、「Twitterをおこなっていることを伝える」という方法ですね。
あなたのイラストを見てもらわなければ、ユーザーにフォローされることはありません。
「どうすれば自分のイラストをユーザーに見てもらうことができるのか?」を考えることが大事です。
ネット上にはイラストを投稿できるプラットフォームが多数存在します。
という気持ちは大事かなと思っています。
Twitter運用が上手くいっているイラストアカウントを見つけ真似をする
Twitter運用に関係なく、ビジネス全般に言えることですが、「成功したいなら成功者の真似をする」というのが大事です。
Twitter上には、「自分より絵が下手だけど、自分より断然フォロワー数が多い」という絵師アカウントはたくさん見つけることができると思います。
そのようなアカウントを見つけたら、
と考えるクセを持った方が良いです。
- プロフィールの内容
- 日々のツイートの内容
- リプ欄
などですね。
特にリプ欄は、
- ユーザーがそのアカウントを好きな理由
- ユーザーがリプを投げたくなった理由
をユーザーの生のコメントを見ることができる可能性があります。
「フォロワー数が伸びているアカウントがユーザーから好かれている理由」を知ることができるかもしれないわけです。
成功者がおこなっていることで、真似できる部分があれば、率先して真似していくようにしましょう。
イラストが貯まってきたら自信作を固定ツイートに掲載しRTを促す
描いてきたイラストが溜まってきたら、
- 現時点の自信作のイラストを4枚ほどセレクトして固定ツイートに掲載する
- ユーザーに対して「RT」を呼びかける
をおこないましょう。
あなたの日々のイラスト投稿ツイートに興味を持ったユーザーは、基本的に「プロフィール」を見ます。
プロフィールを見てもらえれば、自然と固定ツイートも見てもらうことができます。
流れとしては、
- 日々ツイートを見る
- プロフィールを見る
- 固定ツイートを見る
- RTをする
という感じですね。
RTに関しては、
といったユーザーが応援したくなるような文面が良いです。
今期人気アニメのイラストを投稿する
人気が高まっているアニメキャラのイラストを描くことで、フォロワー増加を見込めます。
日本のアニメは世界中で人気があり、イラストは世界共通言語です。
アニメは基本、春夏秋冬と季節ごとに放送するアニメが移り変わります。
必ず季節ごとに、「話題になるアニメ」が出てきます。
- ヒロインが可愛い
- 作画が綺麗
- ストーリーが秀逸
- 原作が人気だった
- 作画崩壊が笑える
話題になる理由はいろいろあると思いますが、「トレンドに乗る」ことはビジネスを考えるうえで必要な考えだと思っています。
元々イラストに興味のないユーザーも、「アニメを見て好きなキャラができた→自分の好きなキャラのイラストを描いている絵師を見つける」という流れから、興味を持ってもらえるケースが多々あるわけです。
オリジナルイラストを描いていてフォロワー数が伸び悩んでいる場合は、トレンドになっているアニメキャライラストを描くのも方法の1つです。
イラスト絵師のフォロワー数の増やす裏技!プレゼント企画を活用する
Twitter上では、「プレゼント企画」というものがあります。
Twitterを使っていると、
【応募方法】
①@○○をフォロー
②このツイートをRT
3名様にAmazonギフト券をプレゼント
といった内容を見かけることがあると思います。
プレゼント企画の内容は様々ですが、現金、ギフト券、クーポンなどが目立っているかなと思っています。
実際にTwitter上でおこなわれているプレゼント企画は詐欺が非常に多いので注意して欲しいのですが、「ツイートを拡散させてフォローしてもらう」という手口はやはり上手です。
フォロワー数を増やしたい絵師も、プレゼント企画の考えを取り入れても良いと思っています。
例えば、
- このアカウントをフォロー&このツイートをRTしてくれた中から3名に限定イラストを配布
- このツイートのRT数が30になったら、差分or新規イラストを公開
このように「フォローしたくなる理由&RTしたくなる理由」をユーザーに与えるわけです。
このやり方のデメリットとしては、「懸賞応募好きなあなたに興味のない単なる野次馬」も集めてしまう可能性はありますが、ツイートのインプレッションを高めることができますので、あなたの認知度を高めるのに有効な方法と思っています。
絵が上手いのにフォロワーが少ない理由!フォロワー数が多いイラストレーターは自己ブランディングが上手です
「画力はそんなに高くないけれど、Twitterのフォロワー数が多い」という方は、自己ブランディングが上手い方が多いです。
- 自分の絵師としての実力と弱点を理解している
- 自分のイラストを効果的にユーザーに見せる方法を理解している
例えば、イラストレーターのなかには、「○○はできるけど、○○ができない」という方は多いと思います。
- キャラは描けるけど背景が苦手
- キャラは描けるけど、キャラデザを考えることが苦手
- 制服は描けるけどは他の服が苦手
弱点を克服してから、Twitter運用を頑張るのは、非効率的です。
「得意なイラストのみをツイートしていく」ほうが良いです。
- 背景が苦手なら、背景はフリー素材を使って、キャラを描く。
- キャラデザが苦手なら、1人のキャラにストーリー性を持たせ、色んな構図や表情を描く。
- 他の服を描くのが苦手なら、制服キャラオンリーで描く。
という感じですね。
Twitterでイラストを発信するなら、苦手を発信するより、得意を発信したほうが、フォロワー獲得に繋がるはずですよ。
Twitterフォロワー0人からのイラストレーターの立ちまわり方
これからTwitter運用を始めようと考えているイラストレーターは、以下の行動をおこなってください。
- Twitterアカウントの作成
- プロフィールの作成(どんなイラストを描くのか?など)
- 1~2週間に1枚イラストのツイート
- RTしてくれそうなユーザーを毎日25人ほどフォロー(1日30人以上のフォローは凍結リスクが高まる)
- イラストが貯まってきたら固定ツイートの作成
- フォロワーが徐々に増えてきて、RTされることが増えてきたら、日々のツイートでプレゼント企画をおこなう
イラストレーターのなかには、「他のイラストレーターのイラストをRTする」という方が多いのですが、僕的にはあまりオススメしません。
理由はシンプルで、「自分のアカウントのタイムラインを汚す」からです。
「自分のTwitterは、自分のツイートのみで埋める」を意識したほうが良いです。
「返報性の原則」という言葉がありますので、可能性がゼロではありませんが、RTされる確率はかなり低いでしょう。
例えば、
1万フォロワーの絵師が、同じく1万フォロワーの絵師のイラストをRTすれば、今後RTされる可能性はあります。
相互RTし合うことで、お互いフォロワー増加が見込めます。
ですが、1万フォロワーの絵師が、フォロワー0の絵師のイラストをRTしても、今後RTされる可能性は低いです。
1万フォロワーの絵師にとって、RTするメリットがないわけです。
「RT=タイムラインを汚す」という行為です。
相手絵師にRTしてもらいたかったら、RTしてもらうメリットが必要になりますね。
イラストレーターのマーケティング戦略については以下の記事で詳しく解説しています。
-
イラストレーターがAIに仕事を奪われずに稼ぎ続ける生存戦略|note紹介
続きを見る
絵師フォロワーを買うのは絶対やめろ!凍結する危険性あり
ネット上にはTwitterフォロワーを購入することができるサイトが存在します。
数千~数万円を支払うことで、「万垢のイラストアカウント」を所持することができるわけです。
数字はユーザーを錯覚させる効果があります。
「フォロワー数が多い=有名人に違いない」と考え、フォローするユーザーが多いのも事実です。
「ユーザーに自分を有名人と錯覚させるためにフォロワーを購入する」という方法を選択する絵師も多いのですが、絶対にやってはいけない行為です。
理由はシンプルで、「Twitterはフォロワーの売買を認めていない」ということです。
フォロワーを購入すれば、一時的にはフォロワー数は増えますが、Twitterからはスパム扱いされます。
凍結するリスクがグンと跳ね上がるので注意したほうがいいですね。
Twitterでは定期的に「凍結祭り」と言われている現象が発生します。
その対象になりやすいアカウントが、
- フォロワーを買っているアカウント
- ツールを使ってフォロー&いいね&RTしているアカウント
- BOTツイートをしているアカウント
「努力せずにフォロワーを増やそうとしているアカウント」をTwitter側はスパムと認識するわけです。
絵師のフォロワーが増えない行動3選
フォロワー数の伸びない絵師は、「ユーザーを遠ざける余計のツイート」をおこなっている場合があります。
それぞれ解説します。
ネガティブな愚痴や悪口ツイートをしない
絵師に関係なく、愚痴や悪口をツイートしているアカウントは誰もフォローしたくありません。
絵師のアカウントでたまに見かけるのは、
- 会社の愚痴
- クライアントの悪口
といった内容です。
なかには「イラスト依頼の報酬が安すぎて怒りからDMやメールをTwitter上で晒す」という行動をとっている絵師もいます。
自分のストレスを満たすことはできるかもしれませんが、人を遠ざける行為です。
クライアント側も、そのような方に依頼したいとは思いませんので、今後仕事の依頼が来なくなる場合もあるので注意が必要です。
スマホガチャの報告をしない
スマホガチャの報告をしている絵師は多いのですが、おこなうメリットはなく、デメリットのほうが多いです。
あなたをフォローしようとしているユーザーから見たら、
と思うわけです。
例えば、「好きな漫画家が現在休載しているのに、Twitter上では毎日遊びツイートを連発している」といった場合、嫌な気持ちになると思うんですよね。
スマホガチャは有料なものが多いです。
極端な発想だし、本人にその気はないかもですが、「ガチャ報告=収入のマウントを取る」ことに繋がるわけです。
生活を営む上で、娯楽は当然必要ですが、「Twitterのユーザーから自分のツイートはどのように見られるのか?」は考えたほうが良いと思っています。
政治や宗教に関するツイートをしない
政治や宗教といった、「人間の思想」が絡んでくるツイートはしないほうが無難です。
人間の思想には「正解or不正解」は存在しないと思っていて、人それぞれ意見はバラけます。
自分にとっては極々当たり前の考えだと思っていても、他人からしてみれば「異質」と思われる危険性を秘めているわけです。
また、そのようなツイートをおこない共感されたとしても、絵師の評価には繋がりません。
思想は評価されるかもですが、イラストで評価されるわけではありませんので、何のメリットもないわけです。
イラストレーターがフォロワーを増やすシンプルな方法はTwitterに絵だけ投稿する
イラストレーターがフォロワーを伸ばしたいのなら、「イラストのみのツイートをおこなう」ことです。
理由はシンプルで、「イラスト好きなユーザーが興味を持つのはイラストレーターが描いたイラストのみ」だからです。
イラストレーターの日常ツイートに興味がないわけです。
Twitterでユーザーからフォローされるためには、ユーザーに興味を持ってもらう必要があります。
絵師としてフォロワーを伸ばしたいのなら、
- 日常ツイートに時間を費やすより、イラスト製作に時間をかける
- ツイートしたイラストを多くの人に見てもらうためにフォロー活動をおこなう
といった行動を起こしたほうが良いです。
Twitterのタイムラインは、イラストレーターにとって「画集」と思ったほうが良いです。
イラストを見に来たのに、イラストに関係ない日常ツイートばかりで、ユーザーは画集を閉じてしまいます。
という考えは、持っておいた方が無難ですね。
絵師はフォロワー数を増やせば仕事量が増えるとは限らない
絵師にもフォロワー数を増やしたい理由が存在すると思います。
- 自分のイラストをたくさんの人に見てもらいたい
- 商業や同人といった報酬に繋がる仕事がしたい
前者であれば、この記事で書いていることを実践するだけでも効果があると思います。
後者の場合、「イラスト発注をしている方に自分を知ってもらう」ことのほうがフォロワー数より重要です。
フォロワー数は多いにこしたことはないですが、1万人のフォロワーがいても、「イラストを依頼してくれるクライアント」が1人もいなければ、案件獲得には繋がりません。
1万人のフォロワーより、1人の依頼してくれるクライアントのほうが、売上に繋がるわけです。
案件獲得を狙う場合、フォローする相手は変わってきます。
イラストを見てもらうだけなら、イラスト好きな一般ユーザーをフォローしていくべきです。
案件獲得を目指すなら、「イラストを発注する機会のあるユーザー」をフォローしていく必要があるわけです。
絵師が利益を出す方法は「受動的or能動的」があります。
- 受動的:他者から依頼を受けてイラストを描き報酬を受け取る
- 能動的:仕事を受けるのではなく同人誌など自分でイラストを販売する
自分がどのような方法(ビジネスモデル)で、絵師として報酬を得たいのかで、
- フォローするべき相手
- 自分を知ってもらうべき相手
が変わってくることを理解しておくことが必要ですね。
まとめ
Twitterでフォロワー数を伸ばすためには、
- 絵師としての自分を知ってもらう
- 絵師としての自分に興味をもってもらう
という考えが必要です。
何も考えずに、Twitter運用をおこない、フォロワー数を伸ばすことができる絵師は、
- 画力が神クラスの絵師
- 運や才能が味方した天才
と思ったほうが良いです。
絵師がフォロワー数を伸ばしたいのなら、
- フォロワー数を伸ばしたい目的を明確化
- フォローするべき対象の明確化
- フォロワーから自分をどんなふうに見てもらいたいのかの明確化
- 自分の絵を知ってもらうための戦略の組み立て
- 継続的なイラスト投稿(一番大事)
を意識したほうが良いですね。
【絵師必見】イラストのオンライン講座が登場↓