こんにちは、松本カズキです。
そんな質問に答える記事を書きました。
結論ですが、会社の即日退職は会社の合意を得ることができれば可能です。
とはいえ、「合意を得ることは難しい」とうのが現状です。
会社を即日で辞めることは簡単ではないのですが、「実現させる考え方」はあります。
この記事では、「会社を即日で辞める考え方」について伝えていきます。
会社を辞めるのは即日でも可能ですか?合意退職を狙いましょう
会社を即日で辞めるためには、会社の合意が必要です。
退職届けを提出した後、「会社から合意」を得ることができれば、雇用契約を解除させることができます。
逆に合意を得ることができなければ、2週間は退職することはできないわけです。
「合意を得られていないけど退職したい!」のであれば、「有給休暇を使う」を検討する必要がありますね。
会社を辞める手順とは?即日が難しいのは雇用契約があるから
正社員の場合、退職届を会社に提出すれば、2週間後には辞めることができます。
会社が退職を認めてくれなくても、民法に定められているから辞めることはできるわけです。
「即日退職」は実のところ簡単ではありません。
雇用契約を終了させるためには3つのパターンがあります。
- 解雇
- 辞職
- 合意退職
辞職の場合は、「退職届を提出後、2週間待てば、会社を辞めることができる」というものです。
会社を辞めるための、基本的な流れですね。
「即日=明日から会社に行かない」という選択を実現させるためには、「合意退職=会社から合意を得る」という考えが必要なわけです。
会社を即日で辞める考え方5選
会社を即日で辞めることは簡単ではないですが、不可能ではありません。
実現させることは十分に可能です。
そのための考え方を5つ紹介します。
会社を辞める前に引継ぎ方法を考えておく
会社を辞める前に、「引き継ぎ」のことを考えておきましょう。
あなたしか知らない仕事業務に関する内容については、会社に知らせたほうが良いです。
- 自分が担当している自分にしか分からない仕事
- 担当している案件の資料
- 会社に伝えておきべき内容
- 先方とのやりとり状況
引き継ぎのメモやマニュアルは最低限用意しておくべきです。
「信義誠実の原則」という言葉があります。
「権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない」という民法ですね。
信じ義誠実の原則は、会社を辞める場合についても、考える必要があります。
「退職の権利を行使するためには、会社のことを考え誠実に対応する」ということですね。
「引き継ぎ=誠実な対応」です。
逆に引き継ぎを一切考えないで退職しようとすると、会社から損害賠償請求される可能性はゼロではないので、注意が必要です。
会社を辞める意思表示をして退職届を提出する
会社を辞める場合、退職届を提出する必要があります。
会社を即日退職したいと考えているのなら、退職届を書いておいた方が良いです。
退職するためには、
という明確な意思表示が必要になります。
退職届を提出しても、即辞められるかは会社次第です。
即日退社できるかは、「会社の合意が得られるか?」で決まるからですね。
とはいえ、退職届さえ出してしまえば、2週間後には辞めることは可能になります。
有給休暇を取る
- 会社が即日退職を認めてくれなかった
- 会社が合意退職させてくれなかった
会社から合意を得られていない状況でも、翌日から会社に行きたくない場合は、「有給休暇」を活用する方法があります。
退職の申し出から、雇用契約が終わる2週間を、有給休暇で消化するわけです。
注意点としては、
- 会社から退職を認めてくれない
- 有給休暇を認めてくれない
このような状況で、
という選択は、後々トラブルになる可能性があるので注意してください。
円満退職をあきらめる
即日で会社を辞めると考えているのなら、「円満退職」は完全にあきらめてください。
「即日退職=会社や会社に勤めている人たちとの関係を壊す行動」と思ってください。
即日退職をしようとしている社員に対して、「今後を応援したい」とは考えないでしょう。
温かな目より、冷ややかな目を向けられる可能性の方がめちゃくちゃ高いです。
人間は常識やルールに縛られています。
民法で定められている、退職は当然の権利だとしても、感情では納得できません。
即日退職は、会社側からしたら、常識やルールを無視した行動だからですね。
退職代行サービスを使う
会社の即日退職を実現させるためには、「退職代行サービス」は必須だと思います。
自分一人の力でも、
- 会社に即日退職を同意してもらう
- 有給休暇を使う
これらができれば、明日から会社に行かなくても済みます。
とはいえ、交渉は難航すると思います。
少なくとも口下手の僕には絶対ムリです。
僕には、弁護士資格も法律の知識もないからです。
知識のない状態で、即日退職を考えるのは危険な考えです。
即日退職を考えるなら、
- 弁護士を味方につける
- 退職代行サービスを使う
ことをオススメします。
以下の記事は、おすすめの退職代行サービスを紹介しています。無料相談できますので活用しましょう。
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退職代行サービスのおすすめ!徹底比較します【辞めるのを恐れないで】
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会社を辞める!即日を実現させるためには有給休暇を活用することがカギ!無断欠勤は絶対NGです
会社を即日で辞めるためには、「翌日から有給休暇を2週間使えるか」が鍵になってきます。
「合意退職」でも即日退職は可能ですが、現実的ではありません。
解雇でも無いかぎり、
とは言われないでしょう。
即日退職におけるオーソドックスな流れとしては、
- 退職届を提出
- 2週間有給休暇を使う
ということです。
絶対にやってはいけないことは、「無断欠勤」です。
無断欠勤は最悪の手段です。
今後、自分と会社との間に金銭的なトラブルに発展する場合もあるからです。
会社側に非があるとしても、無断欠勤は絶対やらないようにしましょう。
会社辞めるとき即日を狙うための考え方を教えます-まとめ
会社を即日で辞めることは、簡単ではありません。
それでも、会社を辞めるのを即日で狙うのなら、
- 合意退職を狙う
- 有給休暇で2週間消化する
という考えを持ってください。
最初のステップは、「会社に辞めるための意思表示をする」ことです。
退職届を提出しなければ何も始まらないからです。
自分1人で即日退職はムリだなと思ったら、退職代行サービスに申し込むと良いでしょう。
彼らは退職の専門家です。「自分の条件で即日退職は可能なのか?」と無料相談してみるのも良いですね。