そんな質問に答える記事を書きました。
僕は現在、フリーライターとして活動しています。
文章を学んで、文章の仕事でお金を受取り、独立起業した経歴があります。
WEBライターは、「文章を書く」ことさえできれば、誰でも稼ぐことのできるお仕事です。
とはいえ、webライターは単に文章を書くだけでは大きく稼ぐことはできません。
- クライアントに求められる記事を書く
- クライアント(メディア)を稼がせる記事を書く
という視点が大事になってくるのです。
クライアントに重宝されるWEBライターになるためには、
- WEBライターとしての知識を高める
- WEBライターとしての経験を高める
ことが必要なのです。
経験は実際に仕事を請けなければ得ることはできませんが、「知識」は本で得ることができます。
僕自身、フリーライターとして独立する前は、書籍で知識を集めました。
本で学んだ知識を活かして、文章を書いて、クライアントの評価を得てきました。
知識のない状態で経験を積むのは、効率が悪いです。
知識を持った状態で、経験を積むことで、ハイスピードでWEBライターとして活躍できるようになります。
僕のなかでWEBライターのおすすめ本は、
- 初心者向け:WEBライターが稼ぐために最低限知っておくべき本
- 中級者向け:WEBライターが文字単価をアップさせるために学ぶべき本
- 上級者向け:WEBライターとして独立起業するのに学ぶべき本
と分かれています。
「初・中・上」とそれぞれ4冊ずつ合計12冊の本を紹介します。
この記事では、「Webライターおすすめの勉強本」を紹介します。
Webライターおすすめ本:初心者向け4選
WEBライターの初心者向けの本を4冊紹介します。
WEBライターの仕事をしたいのなら、絶対に読んでおいた方が良いかなと。
【超イチオシ】副業・在宅OK、未経験からはじめられる 「文章起業」で月100万円稼ぐ!
書籍のタイトル通り、「文章で起業する」をテーマに書かれています。
WEBライターは、この1冊だけ読むだけで、
- WEBライターとしての基礎が身に付く
- WEBライターの仕事の請け方がわかる
- 月収5万・月収15万・月収50万~と段階的な稼ぎ方がわかる
という、かなりの名著です。
この本を読んだのは、僕がフリーライターとして起業してずいぶん後のことですが、
というのが本音です。
WEBライターになって稼ぐための知識が、コンパクトにギュウギュウに詰まっています。
WEBライター志願なら、必ず読んでもらいたい1冊ですね。
【絶対買うべき】「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
WEBライターなら「紙の本」として手元に置いておきたい1冊です。
- この本を一通り読んでから文章を書く
- この本を読まないで文章を書く
では、文章の完成度はめちゃくちゃ変わります。
本書は「たくさんの文章術の本から重要なポイントのみを抜き出している」というものです。
本来であれば、100冊読まなければ学ぶことのできない文章術を、たった1冊で学ぶことができるわけです。
例文もきちんと書かれています。
本書を読んでから文章を書くことで、自分の文章に劇的な変化が起こるはずですよ。
SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64
メディアに特化したSEOライティングが学べる良書です。
僕が何度も読み返した本です。
WEBライターの仕事で最も多いのが「ネットメディアに掲載するための記事」です。
メディア掲載の記事は、「読みやすく&分かりやすい」というWEBライターとしての絶対条件のほかに「SEO対策」という視点が加わります。
「SEO対策=投稿した記事をネット上で上位表示させるための対策」と思ってください。
メディア専門のWEBライターは、「自身の書いた記事を上位表示させることを前提に記事を書く」ことを考える必要があります。
本書では、WEBライターの初心者向けに、SEOライティングの考え方を優しく教えてくれます。
人を操る禁断の文章術
メンタリストDaiGoさんの文章術本です。
「相手に伝え、相手を動かす」ための文章術を学ぶことのできる良書です。
WEBライターのメディア掲載用の記事執筆では、
- アクセスを集めるための記事:商品のセールスをする必要がない
- 商品を紹介するための記事:商品のセールスをする必要がある
と2つに分けることができます。
アクセスを集めるための記事の場合、「人を操る禁断の文章術」の本はあまり活かすことはできません。
ですが、「商品を紹介するための記事」を書く場合にはフルに活かすことができます。
Webライターおすすめ本:中級者向け4選
WEBライターの中級者向けの本を4冊紹介します。
WEBライターの文字単価をアップさせたいなら、読んだほうが良いです。
これからはじめる SEO内部対策の教科書
メディア運営における「SEO対策」を深く学ぶことのできる書籍です。
SEO対策は自身のメディア記事を上位表示させるための対策ですので、WEBライター向けというよりは、本来はメディア運営者向けの本なのですが、
- SEO対策の知識があるライター
- SEO対策の知識のないライター
では、文字単価がガラリと変わってきます。
- SEOの知識をライターに教える手間が省ける
- 検索上位表示させるための記事を納品してくれる
クライアントにとっても大きなメリットがあるからですね。
SEOの知識を得ておくことで、WEBライターは「文字単価&仕事のリピート率」もアップするわけです。
全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術
コピーライティングの基礎を学べる本です。
商品を紹介するためのセールスライティングが求められたときに、活用できる本かなと思っています。
WEBライター初心者には、あんまり必要性のない本なのですが、
- すでにWEBライターとして活動し収入を得ている
- WEBライターの文字単価を高めたい
- セールスライターとしての仕事を請けたい
と思っているWEBライターなら、読んでおいて損のないコピーライティング本ですね。
ネットで「女性」に売る 数字を上げる文章とデザインの基本原則
女性向けのメディア記事を依頼されたときに活用したい本です。
男性と女性とでは、
- 響くポイント
- 響く言葉
が違います。
読んでもらうべき対象が「男女共通」の場合ですと、本に書かれている内容は必要ありません。
- 記事の投稿先が女性メディア
- 記事を読んでもらう対象が女性
- 商品を購入する対象が女性
という場合は、本書に書かれている内容をマスターすることで、女性向けメディアの運営者から重宝されるWEBライターになれます。
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
記事構成&文章校正を鍛えることに役立つ本です。
翻訳の問題もあるのですが、読みにくいですし、書かれている内容はかなり難解です。
「読んでいてストレス溜まるのでは?」と思います。
とはいえ、WEBライターとしてスキルアップするための内容が書かれています。
理解することで、
- 論理的な文章記事を書くことができる
- ロジカルシンキングの考え方を取り入れることができる
というメリットがあります。
本書のなかに、「ピラミッド原則」というフレームワークが用意されています。
ピラミッドに文章を当てはめていくことで、論理的な文章が書けるわけです。
ピラミッド原則を理解するだけでも、「考える技術、書く技術」を学ぶ価値は大きいと思っています。
翻訳も微妙で、書いている内容も激ムズですが、WEBライターなら一度は目を通しておきたい書籍ですね。
Webライターおすすめ本:上級者向け4選
WEBライターの上級者向けの本を4冊紹介します。
- コピーライティング
- セールスライティング
を濃く学ぶことのできる本を紹介していきます。
WEBライターは、商品を購入してもらうための、「ランディングページ(セールスレター)」が書けるようになると、文字単価を大きく高めることができます。
セールスライティングが上手なWEBライターは、市場でもかなり少ないです。
僕自身、「文章」で生活できるようになったのも、コピーライティングを学んだからです。
WEBライターとして大きく稼ぎたいのなら、これから紹介する4冊の本を学んでください。
ビジネスを加速させるランディングページ最強の3パターン制作・運用の教科書 ビジネスを加速させる
ランディングページ(縦長のセールスレター)の作り方に特化したオススメ本です。
読んでいて面白いな~と感じたのは、著者独自の「PDLモデル」という論理展開です。
売れるランディングページには、
- 問題解決型:Problem
- 欲求充足型:Drsire
- 潜在的需要型:Latent Demand
これら、「3つのパターンがある」と本書では語られています。
扱う商品orサービスに応じて、パターンを使い分けることで、「成約率の高いランディングページ」を作ることができるわけです。
ランディングページ作成に興味のあるWEBライターは、ぜひ読んで欲しいですね。
【超イチオシ】セールスコピー大全見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方
セールスコピーの基礎から応用の全てを学ぶことができる本です。
プロのセールスコピーライターの大橋一慶 さんの書籍で、僕的には超イチオシ本です。
セールスコピーを学べる本の良書は、海外書籍が多く、「煽り系」という特徴を持っています。
煽るようなセールスコピーは使えば売れるので、学べば強力な武器になるのですが、日本では嫌われがちです。
煽って売るような販売スタイルだと、日本では炎上のキッカケになることから、「WEBライターの仕事としては採用されにくい」です。
「セールスコピー大全」は「日本を基準」に書かれていることから、本書で書かれている内容は、WEBライターの仕事としてもフル活用することができます。
売れるコピーライティング単語帖 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000
書籍のタイトル通り「読者の興味を惹く単語を探すための辞典」です。
セールスコピーの知識を深めるための本ではなく、「セールスコピーを書くための単語を選ぶ本」という感じですね。
僕自身、セールス系の文章を書くとき、「売れるコピーライティング単語帖」からフレーズを選ぶケースが多いです。
書いているセールス文章の言葉に迷ったとき、本書をペラペラと捲ることで、問題解決できるかなと思っています。
WEBライターとしての技術を高める本というよりは、「刺さる言葉の単語帳」と思ってもらえればと思います。
セールス系の記事を書かないWEBライターには不要な本ですが、家にあると便利な本には違いありません。
コピーライティング技術大全百年売れ続ける言葉の原則
セールスコピーライティング第一人者である神田昌典氏と、プロのコピーライターの衣田順一氏がタッグで組んで作成された本です。
コピーライティング本のバイブル的な一冊かなと思っています。
「売ること」に特化したコピーライティングの技術を深く学ぶことができるので、セールスコピーを学びたいWEBライターには読んでもらいたいですね。
セールスコピーの考え方に関しては、
- 神田昌典氏:コピーライティング技術大全(本書)
- 大橋一慶氏:セールスコピー大全
この2人の本から学べば、WEBライターとしての「セールスコピー」で困ることはないかなと思っています。
Webライターおすすめ本12冊を厳選紹介します-まとめ
WEBライターの仕事で稼ぐためには、
- 正しい知識
- 大量の経験
2つが必要です。
知識のない状態でWEBライターの仕事を経験しても稼ぐことは難しいですし、知識がある状態でも経験を積まなければ本物の実力は身に付きません。
WEBライターは「知識&経験」を同時に求められるのです。
WEBライターの経験は書籍で得ることはできませんが、知識は書籍で得ることができます。
この記事で紹介した本でWEBライターに必要な知識を学び、実践に活かしてもらえると嬉しいです。