こんにちは、松本カズキです。
そんな質問に答える記事を書きました。
結論ですが、WEBライターに求められるのは、
- 発注者の依頼内容に沿った記事を書く
- SEOライティングで記事を書く
この2点の考えが必要になります。
僕は「クラウドワークス」で仕事を受注したり、発注したりしています。
- 雇われる側
- 雇う側
どちらも経験がありますので、「依頼主がどんな記事を求めているのか?」を僕は明確に理解しています。
この記事では、「WEBライターに求められる記事の書き方」をテーマに記事を書いていきます。
-
クラウドワークスの登録手順を教えます【ビジネスを広げる】
続きを見る
WEBライターの記事の書き方は発注者の依頼内容によって変わる
ライティングの仕事を受注するのなら、「依頼主の注文に合わせた記事」を書く必要があります。
文章力が高い素晴らしい記事を書いたとしても、依頼主の求めている記事の内容と違っていたら、報酬を受け取ることはできません。
僕がライターの仕事で依頼を受けるとき、「注意していた部分」について解説します。
仕事内容の概要文をしっかり読む
ライターの仕事を請けるとき、必ず読まないといけないのが、「仕事内容の概要文」になります。
依頼の概要文には、
- 仕事の内容
- 仕事の禁止事項
- 報酬
これらの仕事情報が書かれています。
僕もライターを雇うことがあるのですが、「概要文」を読まずに、記事を上げてくる人がいます。
概要文を読まずに記事を書いていますので、「依頼主の意図していた記事とズレている」可能性が高いです。
「雇う側」の立場になったとき、仕事の依頼内容とズレていれば、せっかく記事を書いてもらっても、報酬を支払うわけにはいきません。
ですます調の確認
ライターのなかには、「自分の文体」を持っている人もいます。
文体を簡単に説明すると、「文章の雰囲気」と思ってもらえれば分かると思います。
- やわらかい文章
- 硬い文章
といった感じですね。
例えば、
- ○○だ
- ○○である
と書かれていたら、文章に「硬い印象」があると思います。
- ○○です
- ○○ます
このような文章なら、「柔らかい印象」があるはずです。
僕のメディアでは、「ですます調」を採用しています。
ですが、メディアのなかには、「硬派な印象を与えたい」という目的から、「文体の指定」もあるでしょう。
文末が変わるだけで、文章の雰囲気は大きく変わります。
依頼主が求めている文体をチェックするようにしましょう。
一人称のチェック
「一人称」は記事の仕事を請けるとき、絶対に確認しなければダメな部分です。
例えば、
- 僕orぼく
- 俺orオレ
- 私orわたしorあたし
一人称には複数あります。
一人称によって、文章の雰囲気は変わってきます。
- 俺は松本カズキブログを運営しています
- 僕は松本カズキブログを運営しています
「俺」を使った文章は、生意気な印象を与えます。
「僕」を使った文章は、丁寧な印象を与えます。
たった一文字の違いですが、読者に与える印象は変わるわけです。
僕はブログやTwitterでは、「僕」を使っています。
ですが、全ての人が「僕」を使っているわけではありません。
依頼主のなかには、「自分の名前「ウチ」「我」といった特殊な一人称を使っている可能性も少なからずあります。
一人称を間違って書かれた文章は、「雇う側」もいちいち直すのが面倒です。
記事を書く前に、依頼主が使っている「一人称」を確認するようにしてください。
主観的な文章を書かない
WEBライターの場合は、「主観的な文章」は基本的にNGです。
依頼主が求めている記事が、「ライターの個性を前面に出してOK」の記事なら問題ありません。
ですが、
- 依頼主(サイト管理人)の代わりに記事を書く
- 依頼主(サイト管理人)になりすまして記事を書く
いわゆる「ゴーストライター」的な記事を求められているのなら、「個人の主観」を書いてはいけません。
「サイト=メディア」は世界観です。
複数の記事で、「主観がバラバラ」ですと、世界観が崩壊します。
例えば、「毒親」について記事を依頼したとき、ライターの主観で出すぎると、
極端な例ですけど、イメージとしてはこんな感じですね。
主観は、読者にイメージを植え付けてしまいます。
間違ったイメージを読者に与えてしまったら、メディア運営者としても困るわけです。
WEBライターを目指すのなら、「主観OK」でない限り、「主観NG」という考えを持って欲しいと思います。
コピペ記事は絶対NG
記事を依頼すると、自分で記事を書かずに、「他のサイトのコピペ記事」を納品してくるライターもいます。
依頼主の求めているのは、「オリジナルの記事」です。
当たり前のことですが、「コピペ記事」は一切求めていません。
理由を説明すると、納品された記事をWEBにアップしたとき、Googleの検索エンジンは記事の質を確かめます。
そのとき、「記事が他のサイトからのコピペ」だった場合は、
とGoogleに認識され、検索順位を大きく落とされます。
「検索順位が落ちる=アクセスが落ちるand売上が落ちる」ことを意味ます。
運営しているメディアが大きな損害を受けるわけです。
コピペする時点で「ライター」と呼べるから疑問ですが、依頼主からの信用はガタ落ちです。
コピペライターには、二度と仕事を頼まないでしょう。
WEBライターを志すなら、コピペに頼るのは絶対ダメです。
オリジナルの記事を書くようにしてください。
WEBライターの記事の書き方はSEOライティングを意識する
依頼主がライターに記事を書いてもらうのは、「自分が運営しているメディアを成長させるため」です。
- ホームページのアクセスを増やす
- 売り上げが発生する記事を増やす
といった感じですね。
サイトのアクセスを増やし、報酬をアップさせるためには、「検索エンジンで上位表示させる対策(SEO対策)」をおこなう必要があります。
SEO対策の知識を持っているライターは、依頼主から重宝されます。
「手放したくないライター」と依頼主に認識させることができます。
「SEOライティング」を意識して、記事を書いてもらえればと思います。
SEO対策を意識する
メディア運営者で、SEO対策を意識していない人は、ほとんどいないはずです。
SEOは奥が深く、メディア運営者も頭を悩ませる部分になります。
ですが、WEBライターは「SEOの基本知識」を持っているだけでOKです。
SEOの基本的な知識とは、
- 記事タイトルのキーワードは左に寄せる
- 見出しにキーワードを含める
- 記事本文にキーワードを含める
上記を意識した記事を書くだけでも、依頼主に、
と思わせることができます。
キーワードに沿って記事を書く
WEBライターの仕事内容が、「ブログ記事」の場合ですと、依頼主から、
「記事に含めるキーワード」を指定されるケースがあります。
「キーワード=読者の検索意図」になります。
WEB上における理想的な記事とは、「読者の検索意図を満たす記事」になります。
例えば、
「転職 北海道 おすすめ」
3つの複合キーワードで仕事の依頼があったときは、
ポイント
- 北海道で転職を考えたときのオススメサイトはどこだろう?
- 北海道で転職を考えたときオススメの会社はどこだろう?
このような検索意図を持つ、読者を納得させる記事を書く必要がるわけです。
「依頼主から指定されたキーワードに沿って記事を書く」という意識を持つようにしてください。
-
SEO対策のキーワード数は3つ含めれば最強【記事の道しるべ】
続きを見る
読者にストレスを与えない記事を書く
僕がWEBサイトで重要だと思っているのは、「読者にストレスを与えない文章」だと思っています。
メディア運営者によって考え方は変わってくると思いますが、記事の内容が素晴らしくても、「読みにくい&理解しにくい」といった文章は、完全アウトです。
読者にストレスを与えてしまい、最悪の場合は記事を読んでいる途中で離脱されるかもしれません。
離脱された読者は二度とあなたのブログには戻ってきません。お客さんを取りこぼすことを意味するわけです。
読みやすい文章を書くのに、「文章力」は必要ありません。
- 漢字を開く
- 一文を短くする
- 接続詞を削る
- 句読点ではなく、句点を使う
これらを意識するだけでも、あなたの書いた文章は「読みやすく&理解されやすく」なりますよ。
WEBライターに求められる記事は読者に役立つ記事です-まとめ
WEBライターに求められる記事は、
- 依頼主の考えに沿った記事
- SEOライティングで書かれた記事
- 読者に伝わる記事
この3つかなと僕的には思います。
どれも大事な要素なのですが、特に大切なのは、「読者に伝わる記事」です。
内容が濃い記事でも、読者に伝わらなければ意味がありません。
自己中心的な記事では、誰にも読んでもらえないわけです。
WEBライターは、「依頼主に応える記事を書く」ことも大事なのですが、記事の最終目的は、「読者に伝える」ということを忘れてはいけませんね。